仕事でICレコーダーが必要になってきたんですが、ちょうどそのタイミングでオリンパスより動画も撮影できるリニアPCM録音対応のICレコーダー「LS-20M」が発売されたということでさっそく購入してきました。
事前の評価では電池が持たないやオリンパスがどこに進んでるかわからないなどあんまり評判がよくないみたいなんですが、その実力はいかに。
定価は29,800円
詳細なスペックはこちらで
同梱物は本体、説明書、USBケーブル、電源ケーブル、ACアダプター、電池のほか
2GのSDカードがついているので、買ってそのまま使うことができます。
本体のデザインはなかなかいい感じ。
ただ、手に取ってみると意外と大きいことに気が付きます。
マイクの中央に動画撮影用のレンズがついてます。
これで、1920×1080ピクセルのフルハイビジョンが撮影できるのです。
本体横からSDカードを差し込みます
ちなみに、付属されてる2GのSDカードで1920×1080、30fps、44.1kHz/16bitという条件で撮影すると17分程でパンパンとなってしまいます。
1時間以上撮影するようなら8G以上は必要ですね。
32GまでのSD / SDHCに対応してるとのこと。
メインLCDは2.0インチあり、かなり見やすいです。
音声モードと動画モードの切り替えは本体横のスイッチで行います。
音声モードを起動したところ
録音中はRECボタンが点灯します。
そして、今回の目玉でもある動画モードを起動してみることに。
しかし、この動画モード、落とし穴が用意されてました、、、
録画中にメインLCDを消すことができないのです。
このことによりいくつかの障害が考えられます。
まず、バッテリがー無駄に消費されること。
電源があるところではアダプターをつなげればいいんですが、外で撮影する場合かなりの電池ロスが考えられます。
次に室内が暗いクラシックなどのコンサートなどを撮影する場合、LCD部分が光りすぎてしまうため、何かで隠しながら撮影をする必要がでてきます。
一応設定で画面を消すことはできるんですが、そうすると完全に消えてしまい、撮影前の確認ができないのです。
なので、撮影前に被写体を確認し、録画を開始、録画中はモニターをオフにしたい場合は
カメラを三脚などで固定→プレビューを見ながらカメラの位置を固定→モニターの設定をオフ→録画を開始→録画されてる映像は再生するまでどんな映像が取れているかわからない。(確認できないんでズームも使えない)
といったようになります。
なぜこの仕様にしたのか謎ですが、間違いなく使いづらいですし、この仕様なら動画機能はいらない気もします、、、
(実はできるけど、自分が気づいてないだけという落ちかもしれませんが。)
ちなみに、録画した映像は本体、PC(mov形式)、HDMI出力の三つの方法で見ることができます。
今度、山の中に撮影に行ってくるので動画のレビューはその時にやりたいと思います。