前回のブログで12月に発売を予定している小型プロジェクター「Pico Cube(ピコキューブ)」のセッティン方法など紹介しましたが、今回はいろいろな機器に繋いで投影してみたいと思います。
セッティングについてのレビューはちら
>スピーカー内蔵小型プロジェクター「Pico Cube」で映画を見たりゲームをしてみた <セッティング編>
まず、このプロジェクターですが、投影する方法として3つの方法があります。
<1> マイクロSDにデータを入れて投影
<2> HDMI端子でデバイスを繋いで投影
< 3 > wifiを使ってデバイスと同期させて投影
まずは、マイクロSDにデータを入れて投影してみたいと思います。
このPicoCubeでは、静止画、動画、音楽データをそれぞれ再生することが出来ますので、まず、それらのファイルをPCで用意しマイクロSDにコピーします。
コピーする場所などは特になく、全て一緒の場所に保存してOK。
今回は動画データ×1、画像データ×5、音楽データ×1を用意しました。
動画のコーデックがどこまで対応しているのか不明ですが、手持ちの動画はほぼ大丈夫でした。
プロジェクターの電源を入れると、メニューが表示されるので、動画を選択。
そうすると、マイクロSDカードに保存されている動画ファイルが表示されます。
あとは、この状態でリモコンの再生ボタンを押すと保存されている動画が再生されていきます。
複数動画を入れていて、一部の動画だけを再生したい場合は、再生したい動画にチェックを入れておけば大丈夫。
実際に投影するとこんな感じ。
さすがに通常のプロジェクターに比べて画質は劣りますが、十分に見れるクオリティです。
今回150インチのスクリーンに投影してますが、特に気にならず見ることが出来ました。
続いて写真
動画と同じように写真メニューに入り再生ボタンを押せばOK。
保存されている画像が一定の間隔で変わっていきます。
続いて音楽
音楽の場合はイコライザーが表示されますが、これはあってもなくてもいい機能ですかね。。
今回の動画では音は全て本体から出しているのですが、イヤホンジャックを使うことでヘッドホンやスピーカから音を出すことも出来ます。
次にHDMIを使った投影をやってみたいと思います。
まずは、プレゼンなどで使うことを想定し、Macbookとプロジェクターを接続し壁に投影してみることにしました。
MacbookとPicoCubeをHDMIケーブルで繋いで、メニューのHDMIを選ぶだけでOK
同じ画面が大画面で投影されます
細かい文字もぎりぎり読めます。
相手先などでこのプロジェクターを取り出し、大画面でプレゼンしたりするのはかなりインパクトがあるのではないでしょうか。
ただ、このPicoCubeですが、投影角度には結構弱く、上向きに投影すると、このように台形になってしまいます。
次はゲーム機を繋いで大画面でゲームをやってみます。
今回はファミコンミニを繋いでみたのですが、せっかくなので、プロジェクターを天井に向けて、寝ながらゲームをしてみました。
かなりいい感じです。
横になって、彼女といちゃいちゃしながらゲームするのもいいのではないでしょうか。
TVチューナー内蔵の機器を繋げば寝ながらTVを見ることももちろん出来ます。
最後にWiFiを使った接続を試してみます。
WiFiメニューに入り、まず、繋ぎたいデバイス(今回はiPhone7)とPicoCubeをWiFiで接続します。
アクセスポイントとパスワードが表示されるのでiPhoneのWiFi設定で入力。
接続が完了すると画面右上のアイコンがつながったことを教えてくれます。
次にPicoCubeとネットワーク環境を繋ぎます。
iPhoneのブラウザを立ち上げ、PicoCubeの画面で指定されているIPアドレスを入力します。
そうするとPicoCubeのセッティング画面が表示され細かい設定が可能になりますので、PicoCubeをインターネットへ接続します。
無事につながると画面右上のアイコンが全て接続の表示に変わります。
あとは、動画の出力先にPicoCubeの出力先名を選べばOK。
YouTubeの動画も問題なく投影することが出来ました。
ただ、同じようにMacBookを繋いでみたのですが、PicoCubeを選ぶことは出来るもののエラーが表示されうまく接続することが出来ませんでした。
設定が悪いのか、機器によっては繋がらないのかは不明。
< まとめ >
当初、この小さいプロジェクターで映画を見るのはきついかなと思っていたのですが、思ってた以上に画像が鮮明だったのでびっくりしました。パーティなどで人を呼んだときなど大勢で映画を見たりするのにはよさそうですね。
特に大画面でプレイするゲームはかなり盛り上がるのではないでしょうか。
サイズもコンパクトで、バッテリーも内蔵しているので、外でも利用が出来ますし、これ一台あればいろいろな用途で使えそうです。
使ってみて残念だった点としては、音声出力はあるもののそこからケーブルをスピーカーまで引っ張るのは結構大変で、ヘッドフォンを繋いでもケーブルをちょっとひっぱただけで投影位置がずれてしまうので、音声はbluetooth出力が欲しかったところ。
あと、台形補正がないため、綺麗な長方形に投影するためにはスクリーンの中心位置と同じ高さに設置することが必要で、設置する場所によってはどうしても台形に投影されてしまいます。
メニューなどで一部使いにくい箇所もありますが、ネットに繋ぐことでファームのバージョンアップができるので、ここはユーザーの希望でどんどん改善されていくのではないでしょうか。
価格帯を考えれば十分にいい物と思いますので、購入を検討されている方は10%お得な今のうちに予約しておいてもいいのではないでしょうか。
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