ガイガーカウンター FS2011 レビュー

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3月11日から早4ヶ月、私の住んでいる東京では、日に日に地震のニュースが消え、すっかり過去の出来事かのように扱わるという始末。

私自身何かできないかとボランティアに参加してるんですが、現地の話など実際に聞くと、テレビなどで報道されてるデータがいかに改ざんされてるかと言うことを身にしみております。

そうなるとやはり国から公開されている放射能のデータなんかも怖いわけで、自分の周りのデータは自分で調べようとガイガーカウンターを買うことにしました。
とは言っても数あるガイガーカウンター、素人の自分としてはネットで情報を集めてくるしかないわけでこちらのサイトなどを参考に探すことに。

で、結果、性能が良い商品は高いし人気の商品は手に入らないということもあり、せっかくなので発売されたばかりであんまりレビューがされていないFS2011を購入してみました。
このFS2011、SW83Aの後継機種となり中国製となります。SW80Aがそこそこ評判がいい商品ということもあり、まぁ問題ないかと。

それにしても、どんな商品スペックかネットで調べようとしても検索して引っかかるのはアフェリのサイトばかり。しかも値段もバカ高いと。
売れるときに売りたいのは分かるんですが、何とも言えない感じですね、、、

私の場合、知り合いのおかげてかなり安い値段で購入することができました。感謝感謝。

 


入れ物はこんな感じ。
ネットで調べると箱のタイプも複数あるみたいで、ひょっとして偽物?と疑ってしまいます。
(ひょっとして偽物かもしれませんが、、、)


箱の中は本体と、英語・日本語の説明書がそれぞれ入ってます。
日本語はちょっとおかしいですが、十分理解できます。


大きさをiPhoneと比べてみたところ。


厚さはiPhoneの倍あります。


動かすには単三電池2本が別途用意。
これで、約720時間動きます。





本体を起動すると、すぐに計測が始まります。
最初はいろいろ設定をするのですが、メニューが日本語表示されるのでカンタンに設定することができます。

大きく0.09μsv/hと表示されてる部分が現在1時間あたりの放射線量
下が累積量となります。
画面左上の2.00mSvは累積警告値で、右の0.50 μSv/hは現在の放射線量の警告値となります。
この値は自分で設定することができ、アラーム以外もバイブ、光の警告の3タイプから設定することができます。

世界平均の一年間の値は2.4mSvなので、累積量の設定は2.0mSvにしました。
また、一日の平均放射線量は2.73μSv、それを24で割ると0.11μSvとなるので、今表示されてる0.09μSv/hは標準値以下となります
ちょっと安心ですね。
ちなみにこれを測定した場所は東京は東銀座、ビルの中となり0.09μSv~0.11μSvを行ったり来たりしてました。

今後ですが、いろんな場所を計ってみて他の方が公開されているデータと照らし合わせてどのくらい誤差があるか調査してみたいと思います。



このFS2011のスペックは以下の通り。

測定可能放射線 ベータ線、ガンマ線、X線
感知センサー ガイガーミューラ計数管
測定範囲 A・放射線量当量率:0.01~1000μSv/h(最大10msv/h)
B・累積した放射当量率:0.01μSv~500.0mSv
同等率の反応 ± 20% (毎時1μSv-毎時99.99mSv)
反応エネルギー 50keV~1.3MeV(±25%)
アラーム値 25keV
誤差 ±15% (137CS 1mSv/h)
アラーム A・放射線量率:0.5、1.0、1.5、2.0、2.5、5.0、10.0、50.0、100.0 μSv/hの間で設定可能
B・累積した放射線量:0.05、0.5、1.0、2.0、5.0、10.0、20.0、50.0、100.0 mSvの間で設定可能
電源 単3型乾電池2個 消費電力が2mW以下だと720時間
使用可能環境 温度-10℃ ~ +45℃
表示言語 日本語/英語に切替可
本体サイズ 縦135×横70×厚み25mm
重量 約200g
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