iPhone4SにPASMOをいれて おサイフケータイ にしてみた。

| トラックバック(0)

ちょっといまさらな感もあるんですが、iPhone4Sをおサイフケータイ化しました。

iPhone4の時から既にいろいろな方がおサイフケータイ化に成功してるので準備だけはしてたのですが、いざ作業に入るとちょっとトラブルなんかもあり、解決するのに時間がかかってしまいました。

ということで、そのちょっとしたトラブルのことも書きながらまとめてみたいと思います。

ちなみに、今回参考にさせていただいたサイトは
カード型電子マネー分解とiPhoneおサイフ化
誰特帳
QUEMASの備忘録
といったところ。
先陣を切ってチャレンジしてくれる方々にはホント感謝です。


準備はしたものは
・iPhone4s
・バックパネル(バックパネルは純正の物ではちょっと問題が発生。これについては後ほど)
・PASMO(Suicaでもよかったんですが家の近くにJRがなかったのでPASMOを使うことに)
・メチレンクロライド(カードを溶かすのに必要)
・PIT-Mobile 干渉エラー防止シール(ICカードとiPhoneの干渉を防ぐのに使用)
・FeliCaリーダー(途中うまくいっているかの確認用)


まず、ICカードの両面を削れるだけ削ります。これはできるだけカードを早く溶かす為。
特に印刷部分は溶けるのに時間がかかるので両面すべて剥がしておいたほうがいいです。


メチレンクロライドにつけてカードを溶かします
塩化メチレン、ジクロロメタンなどで検索するとそれらの商品がヒットすると思います。
今回は500mlで1,000円程の商品を購入することができたのでそれを使うことに。


無事、綺麗に中身を取り出せました。しかし、溶かすのに1日程かかってしまいました。
最初の段階でもうちょっと削ってればと反省。


念のため、この時点でカードが認識するかリーダーを使ってチェックします。
ノートPCにFeliCaポート搭載されていればいいんですが、ない場合動作確認がかなり面倒になるのでこの作業をするには必需品ですね。


次にバックパネル裏の金属プレートを剥がす作業にかかります。
この金属プレートがあるとICカードを認識してくれないとのこと。

しかし、ここで一番の問題が発生
この金属プレート、バックパネルと外側のフレームの間に挟まっており簡単には剥がせなくなっているのです。

しかも、プレート下にはバックパネルの塗装部分があるため、ちょっとでも傷つけると色がはがれてしまいます。

透明のバックパネルなど使う手も考えたのですが、ICチップなどが見えてしまい、見た目がどうしても悪くなるので断念。

そして、このまま数日間中断することになったのです。。。

しばらく考えたあげく、それなら最初から金属プレートが入ってないバックパネルを使えばいいじゃん!ということに。

でも、この金属プレートが入っていないiPhone4Sのバックパネルがそもそも存在するのか?といろいろなショップに問い合わせてみました。
オリジナルで作ることができるショップはあったのですが、結構な価格になってしまうらしくそれは断念。
で、いろいろと問合せていくといくつかのショップで取扱があることが分かりようやくゲットできました。

ただ、後で気づいたんですが「おサイフケータイ用バックパネル」というパーツが既に発売されてるみたいですね。
ここで結構困ってる人が多いんだろうなぁと実感。


ということで、金属プレートが入っていないバックパネルを無事にゲットできました。


右が純正のパネル、左が金属プレートが入ってないパネルです。
見た目全く同じパネルを手に入れることが出来ました。


あとは、干渉エラー防止シートを入れて


ICカードを入れて蓋を閉めれば完成です。

最終的に完成したのがこちら。
問題なくICカードを認識してくれました。


最近の自動販売機はICカードで購入できるものが増えてきたので、財布出さずにドリンクが買えれば便利だなぁと思って始めた今回のおサイフケータイ化なんですが、これで簡単に買うことができそうです。

そうそう、これらの作業はもちろん全て自己責任となりますので作業される方はご注意を。
 

このエントリーをはてなブックマークに追加

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.panoramaworld.jp/mt/mt-tb.cgi/45