RICHO 360度撮影カメラ「THETA(シータ)」をようやく開封。その辺撮影してみました。

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先日発売された、ワンショットで360度パノラマが撮影できるというリコーの「THETA(シータ)」ですが、ようやく時間ができたので、ちょっと触ってみました。


こちらがパッケージ。
定価は44,800円とかなりいいお値段。
購入をちょっと悩んだんですが、パノラマの仕事なんかにも使えそうなので買ってみることにしました。

>THETA専用サイト


箱は二段になっていて上段に「THETA」が、下段に付属品が入っています。


付属品として専用のソフトケース、USBケーブル、説明書が入っています。


本体の正面にシャッターボタンがあり、押すことでそのまま360度のパノラマ写真が撮影できます。
このレンズが裏側にもついていて、180度の画像が同時に撮影され繋がる仕組み。
撮影データの確認はスマートフォンやPCが必要。


シャッターボタン以外に、側面に二つのボタンがついてます。
上が電源ボタンで、下がスマートフォンと同期させるための無線ボタン。


本体下部には三脚穴とUSB端子があり、充電やPCとの同期などに使います。
PCと接続することで充電が開始され約180分でフル充電になり1200枚の撮影が可能とのこと。

外部メディアなど使うことができないのですが、本体は約4Gの容量があり、1枚の画像が2.3M程度なので、時々データをバックアップして使えば容量に困ることはなさそうです。


早速使ってみたいと思います。
まずは専用のアプリをダウンロードします。


アプリを起動させる前に本体横の無線スイッチを押します。
そうするとスマートフォンでTHETAがwifiで拾えるようになるので同期させます。
これによりスマートフォンからシャッターを切ることができるようになり撮影データが自動で同期されます。
THETAでシャッターを切る→THETAに保存(後からPCに保存するかスマートフォンに転送)
スマートフォンでシャッターを切る→THETAに保存され、そのまま自動でスマートフォンに転送。


散歩がてら近所にあるレインボーブリッジ下の公園で撮影してきました。


本体でシャッターを切るときはウルトラマンみたくこのような感じに撮影します。


撮影データはそのままスマートフォンでパノラマを見ることができます。
Webなどで見る場合はTHETAの専用サーバーやマイクロソフトのPhotosynthを使うことで公開できるのですが、全世界に公開されてしまい、友達だけに見せるような限定公開ができないのが残念。


ただ、撮影したパノラマ画像をローカルで見ることができる専用のアプリが用意されていているので、撮影データ保存しておき、PC上でいろいろと見ることは可能。


撮影画像ですが、1792×3584ピクセル(正距円筒)のjpg画像で保存されるので、画像を加工したり、画像だけ取り出してほかのパノラマソフトで使うことも簡単にできます。

今回撮影したパノラマ画像はこちら (Flashに変換してアップしてます)

本体側でシャッターを切るとかなり大きく手が入ってしまうので、本体の下の方を持ち、スマートフォンでシャッターを切りました。


今回ちょっと手が入ってしまいましたが、三脚など使い遠隔で撮影すれば無人のパノラマが撮影可能です。


また、三脚を折りたたみ手で持つより安定した撮影が可能です。

取り出してすぐパノラマが撮影できるので、今までのステッチング方法では不可能だった場所でのパノラマ撮影が簡単にできるのはいいですね。
解像度が低いのが残念ですが、これは次のバージョンで改善されればと思います(次が出ればいいんですが、、、)
オリジナルストリートビューなんかもできそうですし、いろいろと実験していこうと思います。

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