Instagramのアイコンに似てることでも話題になっていたポラロイドカメラ「Socialmatic」が遂に発売され、無事に届きました。
こちらの「Socialmatic」ですが、デジタルカメラとポラロイドカメラがひとつになったプリンタ内蔵カメラで、撮ったその場でプリントを可能にしたもの。
昨年、アメリカアマゾンでプレオーダーがスタートしたのを知りすぐ注文を入れたのですが、日本への発送はできないとのことで、アメリカの知り合いのところへいったん発送し日本へ送ってもうことにしました。
とりあえずさらっとに触ってみたので簡単なレビューをしてみようと思います。
開発当初はInstagramのアイコンとほぼ同じデザインだったのですが、今回発売となったものはブラックモデルとホワイトモデルの2つのタイプ。
悩んだあげくブラックモデルを購入しました。
価格は299.99ドル。日本円で約36,000円でこれに関税が3,500円ほどかかるので合計4万円ほどになりました。
梱包物は本体、アダプター、ストラップとフィルム(10枚)がついてきます。
フロントカメラは1,400万画素。
内蔵メモリは4GBになるのですが、マイクロSD(32GBまで対応)にも対応。容量に困ることはなさそうです。
右上には小型のモニター「Mood Assistant」が搭載。
通常はカメラのステータスが表示されるのですが、写真をシェアするためのQRコードの表示などにも使われます。
本体右側。
マイクロUSB端子、アダプター端子、マイクロSD端子があります。
本体上部には電源ボタンとシャッターボタンがついてます。
本体左側にはプリントアウト用の出力部分と蓋を開けるスイッチがついてます。
背面は4.5インチのタッチパネルとなっており、触って操作ができるようになってます。
タッチパネル上部には200万画素のインカメラも内蔵。
iPhoneと大きさを比べてみました。
デジカメとしてはちょっと大きなサイズですが、この大きさがまたいいんですよね。
今後のため別途フィルムも購入。
ポラロイド用のフィルムも値段が高騰している傾向にあるので、このカメラの購入を検討されてる方は、安い商品を見つけたらとりあえず買っておいたほうがいいかもですね。
本体をあけてフィルムを入れれば準備完了。
電源を入れると前面のモニターににっこりマークが表示。
OSはAndroidが使われており、バージョンはKitKat(4.4.2)になります。
まずは言語の選択。
表示メニューには日本語がなかったのですが、Other languagesを選択することで表示以外の国も選択が可能でした。
無事に日本語に設定できました。
専用のメニューが開くと思ってたのですが、普通にAndroidが立ち上がります。
そして、アプリを買うこともできれば遊ぶこともできます。
こちらのSocialmaticでうがどうやらAndroid端末としてもそのまま使えるようです。
通常「Socialmatic」を使う場合、専用のアプリを立ち上げ、写真を見るか、印刷するか、撮影するかを選びます。
早速撮影し、カメラの性能を見てみます。
こちらがSocialmaticで撮影した画像
こちらは同じ場所でiPhone6で撮影したもの。
色はiPhoneのほうがきれいに出てますね。
拡大してみるとiPhone6のカメラのほうが鮮明さでも優れているのがわかります。
iPhone6と比べるとカメラの機能はイマイチな感じでした。
続いて、一番の目玉である印刷機能を試して見ます。
印刷は簡単で、印刷したい写真の向きを選んでPrintアイコンを押すだけでOK。
ちなみに、この印刷に使うデータですが、アプリで撮影したものでなくても保存された画像であれば大丈夫なので普段よく使っているカメラアプリで撮影し、加工したものを使うことも可能です。
表のモニターがカメラアイコンに切り替わり印刷がスタート
徐々にプリントアウトされ、思っていた以上にあっという間に印刷が完了します。
<実際に出力している様子はこちら>
ポラロイド風に印刷されました。
さらにオプションとしてフレームを選べたり
フィルタをかけたり
スタンプを入れたりすることもできます。
これらのパーツはインターネットよりダウンロードすることで追加されるため、今後いろいろなパターンが追加されるものと思われます。
試しに撮影データ以外の写真を印刷することにしてみます。
ネットから画像を拾って保存し、それをそのまま印刷してみたのですが、問題なく出力されました。
そして、こちらのSocialmaticですが、Android機といこともあり他にもいろいろできそうなので触ってみました。
手持ちの動画も問題なく見れます。
ゲームも問題なく動きました。
まだちょっと触っただけですが、これひとつでいろいろと遊べるので手元にあれば面白いガジェットになりそうですね。
次回はもうひとつの注目の機能、前面のモニターに写真のQRコードを表示し、共有できるシェア機能を使ってみようと思います。