ヘッドホン型の次世代HMD「Avegant Glyph」が到着!スマホがあればいつでもどこでも大画面で映画鑑賞が可能に!

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一見ヘッドホンのように見えるが、ヘッドバンドの部分にモニターが仕込まれており、簡単に映画など大画面で楽しむことができる、次世代HMD「Avegant Glyph」が届いたので簡単レビューをしたいと思います。

こちらの、Glyphですが、2014の1月にKickstarter で出資がスタートしており、昨年末にようやく完成したデバイス。

自分はKickstarter組ではなく、1月にサイトからプリオーダーを入れたネットでの購入組。
その時は6~8週間で届くと言われてたいのですが、発送がかなり遅れたようでようやく届きました。

Avegant Glyph


購入時の価格はプリオーダー価格の599ドル。
現在は通常価格の699ドルになります。
海外からの発送となるため、関税として別途6,000円ほどかかりました。


待ちに待ったGlyphをいよいよオープン。


箱はアクセサリー類と本体で2段に分かれてました。


梱包物は本体、専用ポーチ、ヘッドバンド、ノーズアタッチメント、HDMIケーブル、USBケーブルと説明書


本体のサイズですが、SONYのHMZ-T2と比べるとこんな感じ。

劇的に違うのは通常この手のものはユニットや電源が別に存在するのですが、Glyphは全てこの本体の中に納まっています。

重さは434g


専用のポーチは本体を入れるほか、袋が別についておりパーツ類など収納できる親切仕様。


ヘッドバンドにあるレンズ部分は使わないときは専用パーツで保護されており、磁石で簡単に取り外しが可能。

ヘッドホン側面には上下左右4つのボタンが付いており、ここを押すことで音量の調整などができる仕組み。


保護パーツこれを外すとレンズが登場!
センターにある、丸いボタンを押すとレンズが飛び出します。
レンズのピントはダイヤルになっており、これを回すことで左右それぞれの視力に合わせた調整が可能。

目の位置の個人差にも対応しており、レンズ上部にあるスライドを動かすことで、レンズが左右に動来ます。
これらを調整することで、ほぼ誰でもくっきりとした画像を見る事ができるようになっています。


充電はUSBケーブルを使って行うようになります。
1回の充電で4時間の再生が可能で、ヘッドホンとして使う場合は48時間の再生が可能。


HMDとして使う場合、まず中央のパーツを外します。


そこにGlyphがずれないように鼻に固定できるストッパーを取り付けます。


このストッパーのパーツですが、鼻の形状に合わせて4種類が用意されていました。


ヘッドバンドの長さはヘッドホンのように調節が可能。


いよいよスマホの動画の再生を試してみます。
接続は簡単で、iPhoneにApple Lightning Digital AVを取り付け、GlyphとHDMIケーブルでつなぐだけ。


動画はとりあえずAmazonプライムからターミネーター:新起動/ジェニシスをダウンロードしてみました。


おお!目の前に大画面が広がります!

かなりくっきりとした映像が確認できました!

これは100万個ほどの小さな鏡で作られているマイクロミラーに反射させる仕組みだそうでで、近視でも利用が可能とのこと。
解像度は片目1280×720(WXGA)でリフレッシュレートは120Hz。

確認するために、視力が0.05くらいしかない知り合いに使ってもらったのですが、くっきりと見えるという事でした。
これは多くのユーザーが楽しめそうですね。

iPhoneの他PS4でも試したのですが、普通に接続でき大画面で楽しむことができました。
ただ、付属の延長ケーブルだと長さが足りないのでこういったゲーム機などで使う場合は延長ケーブルは必須な感じですね。

気になった点といえば、レンズと眼の間に結構隙間があるので完全に密封された空間というわけではなく、隙間から外の景色が結構見えてしまいます。

ただ、これは、目の前に大画面の映像を楽しみなが周りの空間にも注意がいくように設計しているというGlyphの仕様のようです。

確かに、飛行機などで使う場合、周りの事も気にしないといけないので、このちょっとだけ見える仕様は必要かもしれないですね。

動画を用意するのが面倒ならYouTubeやニコニコ動画などの映像を見てもいいわけですし、これはかなり色々な用途で使えそうで。

いつでも、どこでもスマホとGlyphがあれば大画面で映像を楽しめるという事で、これはもう旅のお供になりそうです!

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